底喰川文京1丁目工区河川改修工事状況(後編)④-2 2022.5

福井市文京1丁目の底喰川(そこばみがわ)では河川改修工事を行っています。ここでは2022年5月現在の工事の状況を紹介します。

底喰川の河川改修工事は昭和の頃より下流側から10年単位で毎年少しずつ行われており、2000年頃は西福井駅付近、2010年頃は田原町付近が施工され、2020年にようやく今回紹介する北陸高校付近にたどり着きました。トータルの事業費は約300億円で、約200億円30年かけ現在地まで完了し、残りの区間は約100億円20年かけ整備する計画となっています。事業期間が半世紀に及ぶ大事業です。

 

〇前記事は下記リンクより、底喰川文京1丁目工区河川改修工事状況(前編) 2022.5

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底喰川河川改修工事とは

概要

・河川工事の目的:概ね 10 年に 1 回程度の確率で発生する降雨による洪水を安全に流下させ、福井市中心市街地における家屋や公共施設等の浸水を防止します。

・河川工事の場所:福井市乾徳 2 丁目地係~大願寺地係(JR橋梁)の約 2,480m区間。

・河川工事の種類:河道拡幅、河床掘削、護岸工

・整備にあたり配慮する事項:住宅密集地であるため、車や歩行者の通行など居住環境に極力影響を及ぼさないような工事工程、仮設工事を実施します。暫定計画断面により先行改修することで、上流域の度重なる浸水被害を早期に軽減します。

 

平面図

今回はフェニクス通りに架かる明道橋からお泉水通りまでを取材しました。

断面図

福井県サイトより引用、河川幅員が約3倍になります。

 

現在の様子

2022年5月3日の様子です。

袴鶴橋付近

袴鶴橋付近です。

北陸マツダの福井本店跡地が工事ヤードとして使われています。

 

護国橋

護国橋(下流側)

 

護国橋(上流側)

 

上流側

 

横縄橋付近

護国橋の1本上流の橋です。

下流側、左岸側は立ち退きで空き地になっています。

 

横縄橋

 

横縄橋上流側は工事のため通行できなくなりました。

宮前橋付近

宮前公園の南東部にある橋です。

 

橋は通行止めになっています。

 

 

上流側

 

工事看板です。

 

平面図、今回の工事では左岸擁壁の工事をしています。図面を見ると川幅は現在の倍ぐらいになりそうです。

 

断面図

 

左岸の擁壁工事をしています。

 

架け替え後の新しい宮前橋の橋台です。

 

ほんまち橋

宮前橋の1本上流にあるほんまち橋です。

 

下流側、工事事務所があります。

 

上流側

 

上流側2

 

ほんまち橋1本上流側の橋付近

お泉水通りの旧道の橋です。

 

下流側、この家はまだ住んでいます。

 

上流側、2021年に更地になったところは雑草の海となっています。

 

千日橋(お泉橋通り)

お泉水通りの上流側です。上流側に動きはありません。

 

以上、底喰川文京1丁目工区河川改修工事状況(後編) 2022.5 でした。

〇続き記事は下記リンクより、底喰川文京1丁目工区河川改修工事状況(環状西線の新しい町屋橋) 2022.6

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〇前記事は下記リンクより、底喰川文京1丁目工区河川改修工事状況(前編) 2022.5

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