福井駅西口にマリオットホテルができる!

福井駅西口の三角地帯再開発ビルに世界最大のホテルチェーンの米マリオット・インターナショナルが進出することが発表されました。同ホテルの福井進出は北陸初であり、日本海側初でもあります。ホテル名は「コートヤード・バイ・マリオット福井」で、2023年のホテル開業を目指しています。

ホテルの概要

概要

三角地帯再開発A街区は3つの建物から成り立っており、今回進出するマリオネットは福井駅側のホテル・オフィス棟(27階建て)の高層部に入居します。客室はスイートルーム12室を含む252室で、収容規模千人のバンケットホール、終日利用できる飲食店のオールデーダイニング、日本食など専門料理のスペシャリティーレストラン、宿泊客向けのフィットネスジムなどの各施設が設けられる予定です。同ホテルの上席副社長は県庁での会見で「2023年の北陸新幹線開業でアクセスが良くなり、人がきやすくなる。恐竜博物館や永平寺など複数の観光地があり、伝統工芸の体験場など観光客を呼び込む潜在能力が高い」を福井進出の理由にしています。福井の旅館組合は、新幹線開業で富山・金沢は観光客が2倍以上に増えており、マリオットホテルの進出を歓迎しています。

福井駅前はソウル、台北、香港などの国際線を持つ小松空港から車で45分という立地なうえ、高速鉄道が開業すれば東京、大阪とも電車1本で数時間で移動が可能になります。

マリオット・インターナショナルとは

マリオット・インターナショナルはアメリカに本社がある外資系ホテルで世界134カ国・地域にザ・リッツ・カールトンなど30ブランド、7200軒以上のホテルを展開しています。

 

福井にできるのは同ホテルの中価格帯ブランド

福井にできるのは同ホテルの中価格帯ブランドである「コートヤード・バイ・マリオット」で、ファミリー層、観光客、ビジネス客など幅広い客層に対応しているブランドです。日本では6軒目のコートヤード・バイ・マリオットになり、福井の近くですとコートヤード・バイ・マリオット新大阪があり、福井にできるホテルも新大阪のホテルと似たような価格帯や客室になると思われます。


客室の例
コートヤード・バイ・マリオット新大阪ステーション

 

客室写真は上記サイトより引用

現在のユアーズホテルは今後どうなるのか

ユアーズホテルとしての運営は終了する

現在、再開発エリアで営業している「ユアーズホテルフクイ」は今年6月以降、再開発の進捗に合わせホテルの営業を終えます。新しいホテルでは次のような形態になります。

〇コートヤード・バイ・マリオット福井の形態

・所有・雇用:ユアーズホテルフクイ

・運   営:マリオット・インターナショナル

 

 

福井県は長年にわたり、世界的なシティホテルの県内進出を望んでおり、ハピリン建設時にもマリオットホテルの誘致が検討されました。同ホテルの進出で10年越しの切望が叶ったことになります。開業が楽しみです。

 

〇三角地帯再開発事業の最新情報は下記リンクより

最新情報

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