福井駅前で建設が進められている福井県最大のタワーマンション(三角地帯再開発ビルの住宅棟)の公式サイトがオープンし、マンションの間取りや詳細情報が公開されました。住宅棟は一般向け分譲住宅である高層部(13F~28F)とシニア棟分譲住宅である中層部(3F~12F)に分かれており、今回は一般向け分譲住宅について紹介します。2022年6月16日現在。
マンションの公式サイトはこちら(https://www.branchera.com/ms/fukuiekimae/plan.html)
三角地帯再開発事業とは
建築物の概要
・建築物の名称:福井駅前電車通り北地区A街区市街地再開発事業施設建築物 新築工事
・所在地:福井市中央1丁目3500番
・建築主:福井駅前電車通り北地区A街区市街地再開発組合
・工期:2021年10月15日~2024年8月31日
住宅棟 | 駐車場棟 | ホテル・オフィス棟 | |
階数 | 地上28階 | 地上9階 | 地上27階、地下1階 |
高さ | 約100m | 約36m | 約120m |
用途 | 住宅
高層部:一般向け約110戸(13F~28F、9・7・5戸/1フロアあたり) 中層部:シニア向け110戸(3F~12F、11・7戸/1フロアあたり) 低層部:商業(1F)、住宅棟供用(2F) |
上層部:駐車場(約300台)(2F~9F)
低層部:商業(1F) |
高層部:コートヤード・バイ・マリオット福井(252室)
ホテル客室(16F~27F)、ホテルロビー(15F)、ホテルレストラン(14F) 中層部:オフィス(5F~12F)、機械室(13F)屋上広場(5F) 低層部:カンファレンスホール(1000人規模)(3F)、フィットネスジム(中2F、2F)、商業(フードホール等)(1F)、屋内広場(1F) |
A街区は3棟で構成されます。
〇三角地帯再開発事業の最新情報は下記リンクを
2020年より福井駅前では福井県最大の再開発事業として「福井駅前三角地帯再開発事業」が進められています。ここでは駅前電車通り北地区A街区第一種市街地再開発事業、通称「三角地帯再開発A」と駅前電車通り北地区B街区第一種市街地再開発事業、通称「[…]
完成イメージ
←大名町交差点、福井駅→。出典:再開発組合サイト(https://fukui-saikaihatsu-a.com/)
北西角からみたイメージ図、左がホテル・オフィス棟、右が住宅棟
建設場所
三角地帯再開発A街区のエリア(赤色で囲った範囲)は中央1丁目4番地と3番地で成り立っています。青色で囲った範囲は隣のB街区の再開発エリアです。中央大通りと駅前電車通りで囲まれた三角の3街区すべてが再開発対象エリアです。
マンションの特徴
免震設計
店舗と住宅との間に(1階と2階の間)に免震装置を設置し、地震の揺れが上層階に直接伝わらないようにしています。
内廊下設計
各階の共有廊下はフロア中央部に設けられる内廊下式です。
高層階は100m2台中心
26階~28階はプレミアムフロアと題し、角部屋中心の1フロア5邸に絞り、100m2台の3LDKを配置しています。
快適性の高い設備仕様
都市生活の快適性を高めるために全邸トランクルーム付き、各フロアにゴミ置き場などを設置します。
フロア図
26階~28階はプレミアムフロアとなっており、1フロアに5邸しかありません。
19階~25階は3LDKを中心に1フロアに7邸となっています。
13階~18階は2LDKも含んだ1フロアに9邸となっています。
間取り例
T-type
当マンションを代表する部屋です。3LDK+DEN(書斎)+3WIC(ウォークインクローゼット)+SIC(シューズインクローゼット)、専有面積145m2(約44坪)
・27畳超の広々とした2面開口のリビング・ダイニング。
・間口の広いワイドスパン設計により高い開放性を確保。
・充実の収納量、キッチンに開口部、Wボウルの洗面室を採用
A-type
3LDK+2WIC(ウォークインクローゼット)+SIC(シューズインクローゼット)、専有面積85m2(約25坪)
・間口の広いワイドスパン設計により高い開放性を確保。
・廊下面積を少なくすることで効率的に居室面積を確保。
P-type
3LDK+WIC(ウォークインクローゼット)+SIC(シューズインクローゼット)、専有面積78m2(約23坪)
・間口の広いワイドスパン設計により高い開放性を確保。
・プライバシー性に配慮したクランクイン玄関を採用。
C-type
2LDK+2WIC(ウォークインクローゼット)+SIC(シューズインクローゼット)、専有面積55m2(約16坪)
・ウォークインクロゼット・シューズインクロゼットを採用することで、ゆとりの収納を確保。
・廊下面積を少なくすることで効率的に居室面積を確保。
物件概要
所在地 | 福井県福井市中央1丁目3500番(地番) 福井県福井市中央1丁目以下未定(住居表示) |
建蔽率/容積率 | 88.46%/753.71% |
敷地面積/建築面積/建築延床面積 | 6951.03㎡/6148.59㎡/71789.79㎡ |
構造・階数 | 鉄筋コンクリート造・鉄骨造、地上28階建、塔屋2階付 |
総戸数 | 118戸 (非分譲住戸11戸含む) |
間取り/専有面積/バルコニー面積 | 1LDK~4LDK/45.54m2~145.60m2/6.45m2~39.15m2 |
分譲後の権利形態 | <敷地> 再開発事業の権利変換計画の各割合による所有権の共有 <建物> 専有部分は区分所有権、共用部分は再開発事業の権利変換計画の各割合による所有権の共有 |
販売開始予定時期/竣工予定時期/入居予定時期 | 2022年9月上旬/2024年5月/2024年7月 |
管理形態 | 区分所有者全員で管理組合を設立し、管理組合より管理会社へ委託予定 |
売主 | 株式会社長谷工不動産/阪急阪神不動産株式会社/株式会社マリモ |
販売代理 | 住友不動産販売株式会社/株式会社マリモ |
設計・監理/施工 | 株式会社アール・アイ・エー/竹中・村中・長谷工共同企業体 |
以上、三角地帯再開発A街区住宅棟の詳細が公開されました【福井駅前再開発タワーマンション】でした。
併せて読みたい記事
〇福井駅前三角地帯再開発事業のまとめページです。
2020年より福井駅前では福井県最大の再開発事業として「福井駅前三角地帯再開発事業」が進められています。ここでは駅前電車通り北地区A街区第一種市街地再開発事業、通称「三角地帯再開発A」と駅前電車通り北地区B街区第一種市街地再開発事業、通称「[…]
〇【三角地帯再開発A工事記録1-1】(2019.4)中央1丁目4番地南側の着工前の様子、工事記録最初のページです。
現在、福井駅前では福井県最大の再開発事業として「福井駅前三角地帯再開発事業」が進められています。この記事では120mのホテル棟と100mのマンション棟が建設される駅前電車通り北地区A街区第一種市街地再開発事業、通称「三角地帯再開発A」の中央[…]