福井市河増町では区画整理事業で工業団地が建設中です。ここでは工業団地の概要と2020年10月現在の様子を紹介します。
河増工業団地とは
概要
河増工業団地土地区画整理事業とは福井市河増町の約8.4ヘクタールの土地に総事業費約15億5千万円をかけ、工業団地を造成する事業です。河増町工業団地協同組合が計画し、同組合はタッセイ、高島鉄工所、カラヤ、ニホン・ドレン、カネマキ、清川メッキ工業、大和電建の7社が2019年に設立されました。造成2023年6月末の完成を予定し、全7区画の利用は確定していおり、造成が完了したところから各社の工場や倉庫などが順次建設されます。土地利用の内訳は道路などの公共用が約19,508m2、工業団地が約64,057m2。工業団地は北陸自動車道福井ICから北に約2.6kmに位置し、隣接する荒川を挟んで福井問屋センターに隣接していることから商業取引の相乗効果が期待されています。
場所
荒川に囲まれた田畑が広がる場所です。
現在の様子
2020年10月11日の様子です。区画整理エリア内の各所に測量用のポールや境界杭が設置されています。用地買収の最中なのか半分ぐらいに土地では耕作がまだ行われていました。
北側
北側の幹線道路同士の丁字交差点です。この交差点に団地内道路がとりつきます。
測量用のポールや境界杭から道路線形を推測しました。
北西角
丁字交差点の西側にある農道を50mほど南下した工業団地の北西角にあたる場所です。
農道は砂利道でした。
教職員住宅北側
農道を南下すると河増教職員住宅の北側に至ります。
教職員住宅から
教職員住宅からです。
畑は耕作が続いています。
田は圃場整備がされていないため、歪な長方形をしています。
この住宅地はいかにも開発行為で作りましたって感じの区画割をしています。地図でみたらわかるとおり、扇の形をしています。
河増橋北側
河増橋の北側で、団地内道路が取りつきます。
既存の農道です。この農道が立派な団地内道路に昇格するのでしょう。
南側
南側の荒川対岸からです。
どんな工業団地が完成するか楽しみです。
以上、福井市河増工業団地建設の様子 2020.10でした。
〇続き記事は下記リンクより、福井市河増工業団地建設の様子② 2022.3
福井市河増町では区画整理事業で工業団地が建設中です。ここでは工業団地の概要と2022年3月現在の様子を紹介します。 〇前記事は下記リンクより、福井市河増工業団地建設の様子① 2020.10 [sitecard subtitle=[…]