福井駅西口のハピリン横で進められている中央1丁目10番地区優良建築物等整備事業、通称「ハニー跡地再開発」の北西に建設される商業施設棟(テナントビル)の建築計画が公表されました。ここでは商業施設棟の建築計画について紹介します。
商業施設棟の概要
ハニー跡地再開発について
ハニー跡地再開発事業は4棟の複合ビルで構成されています。下記図でA棟(共同住宅・スーパー)と記載されている建物は「デュオヒルズ福井駅前」として2021年3月竣工、D棟(オフィス)と記載されている建物は「未来プラザふくしん」として2021年3月竣工します。今回新たに建築計画が公表されたのはC棟(飲食)と書かれている建物です。物品販売業を営む店舗、飲食店が入る商業施設として建設されます。
出典:2018年3月2日付福井新聞紙面
商業施設棟の概要
・工期:2021年4月1日~2021年8月30日
用途 | テナントビル | 敷地面積 | 436.86m2 |
建築面積 | 413.85m2 | 延床面積 | 1263.90m2 |
構造 | 鉄骨造 | 高さ | 14.35m |
階数 | 地上3階、地下0階 | 棟数 | 1棟 |
建築計画のお知らせが2021年2月上旬に現場に掲示されました。工事施工業者は未定です。
商業施設棟には何のテナントが入るのか
2021年2月現在、飲食店や商業施設の入居が想定されるとのみで、具体的なテナント名は未発表です。
マンション棟の低層階には当初、1階にスーパー、2階に商業施設が計画されていましたがテナント誘致に難航(現在も未発表)し、商業エリアは1階のみになりました。オフィス棟と商業施設棟も当初は4階建てから3階建てに変更された経緯があるため、テナント誘致が難しいのでしょう。コロナ以前でこの状態だったため、現在はよりテナント誘致が難航していることが想定されます。
現在の様子(2021.2)
2021年2月6日の様子です。
元町商店街のアーケードに隣接して建設されます。
左の福井信用金庫のビルとほぼ同じ高さです。工事ゲートからマンションに向かって、公開空地として歩道が整備されます。
建設場所はマンションの資材置き場として使用されています。マンションは2021年3月末に完成予定なので、3月中旬頃にはこの場所もきれいに整頓されるでしょう。2021年夏頃には新たな建物の出現します。
以上、ハニー跡地再開発商業施設棟の概要でした。
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