原目配水池が建替えられます 2020.10

福井市原目町にある原目配水池が更新のため、建替えられます 。ここでは更新計画の概要と2020年10月現在の様子について紹介します。

更新計画とは

概要

福井市原目町にある原目配水池は九頭竜浄水場から送水された上水を福井市街地に配水する施設です。RCフラットスラブ構造、5000m3×2池の構造で原目山山頂に位置しています。水道施設の耐震化のために現施設を撤去し、跡地に新設されることになりました。九頭竜配水池及び原目配水池で福井市全体の8割の給水能力を有しています。

2020・2021年度に仮設道路の築造や不断水弁の設置など解体の準備を行い、2022年度から本格的な解体に入ります。その後、2024年度の完成を目指し新たな配水池施設が2022年度から建設されます。新しい配水池はPCの円筒型を想定しており、有効容量は15,000m3(7500m3×2池)と、現在の1.5倍の容量となります。全体事業費は22億3千万円です。

 

地図

 

現在の様子

2020年10月11日の様子です。

配水池麓

麓から配水池がある山頂まではまっすぐな階段が続いています。この階段自体は立ち入り禁止になっています。丸山配水池にも同じ階段があります。

 

麓の入り口左横では木々の伐採作業が行われていました。仮設道路の整備でしょうか。

 

麓にある配水池管理事務所では電気工事をしていました。

 

麓入り口全景

 

道路からみた原目の集落

 

配水池入り口右手には配水池に続く道路が延びています。フェンスがあり、車両の通行はできませんが、原目山古墳群へ行く人のために歩行者は通れるようになっています。

 

配水池

道路をてくてく上っていくと駐車場に至りました。

 

大きな配水池ですね。

 

駐車場の横に原目山古墳群に続く登山道があります。

 

原目配水池全景です。足羽山や丸山にある配水池ほど古くはないですが、似たデザインをしています。

 

水道施設なため、有刺鉄線で囲まれています。

 

配水池駐車場側入口

駐車場側入り口付近からフェンス越しに見た配水池です。

 

衛星写真で見ると、配水池の上は芝生になっているようです。

 

配水池正面入口

フェンス沿いに移動し、麓からの階段にきました。この階段はあまり利用されていないようで、コケが生えています。

 

正面入り口からみた内部

 

石もや植木があり、庭園のようです。立ち入り禁止なのがもったいない。

 

 

正面入り口から見た平野、木々を整備すればよい展望台になりそうです。

 

以上、原目配水池の更新計画と2020年10月現在の様子でした。

開発ミニレポ