【チラムネ聖地巡礼②】1巻(4~5章)登場地紹介 【千歳くんはラムネ瓶のなか】

福井市が舞台となっているライトノベル「千歳くんはラムネ瓶のなか」(チラムネ)原作1巻の4~5章に登場した場所を紹介します。場所を特定し、実際に聖地巡礼をしてきました。ネタバレも含みますので未読の人は注意してください。

〇前記事は下記リンクより、【チラムネ聖地巡礼①】1巻(1~3章)登場地紹介 【千歳くんはラムネ瓶のなか】

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福井市が舞台となっているライトノベル「千歳くんはラムネ瓶のなか」(チラムネ)原作1巻に登場した場所を紹介します。場所を特定し、実際に聖地巡礼(舞台探索)をしてきました。ネタバレも含みますので未読の人は注意してください。1巻で登場する場所は全[…]

1巻の主な登場地

1巻は「健太更生編」です。不登校引きこもりの山崎健太が主人公の千歳朔により、リア充化指南を受け、引きこもりの原因となったオタサーの姫とその仲間に復讐するお話です。

書籍ページ 登場場所
4章 241 8番ラーメン御幸店
251 東公園、バスケコート、ブランコ
263 旧市営球場
5章 302 スターバックスコーヒーフェアモール福井店
343 荒川河川敷
エピローグ 356 駅前のクレープ屋

書籍版と電子版ではページ数が異なるため、それぞれ表記しました。

4章

4章「出すぎた杭は打たれるか」ではチーム千歳と同じクラスの別のリア充グループである上村亜十夢と対立するお話です。ちょっとした日常回ですね。上村亜十夢は陽光中出身と書かれていますが元ネタは福井市光陽中学校でしょう。

8番らーめん御幸店

書籍版P241「学校から少し離れた8番らーめんに来ていた。」、上村亜十夢らとひと悶着あった日の放課後、朔と健太の二人は学校近くの8番らーめんを訪れ、朔からリア充の特徴についてのレクチャーを健太は受けます。

高志高校の最寄の8番は御幸店となります。大通りである城の橋通り沿いにあります。

 

東公園

書籍版P251「俺たちは藤志高最寄りの東公園に着いた。」、朔は健太と別れ、一人通学路の河川敷を歩いていたらバスケ部の青海陽と会い、一緒に東公園でバスケ対決をします。

東公園の北東側にはバスケゴールが設置されています。ここでバスケ対決をしたのでしょう。

 

書籍版P262「俺たちは公園の隅にあるブランコに座った。」、バスケ対決後には公園内にあるブランコに座り、ローヤルさわやかを飲みながら雑談をします。

 

書籍版P263「ねえ千歳、この公園て昔は市営球場だったんでしょ?」、雑談の中で東公園がかつて市営球場だった話がでてきます。朔はこの球場で試合をすることがないまま取り壊されたと言っていますが、ちょうど朔が座っているブランコ辺りにバッターボックスがありました。これは朔と野球の関係を表した作者の伏線でしょうか。チラムネ4巻の青海陽編は朔と野球部との関係が題材で、そこで朔が野球部をやめた理由が描かれていますが、その時一緒にいるのが陽です。1巻から高度な心理描写をしますね。市営球場時代を知らないと結び付けられないネタです。深読みしてしまいます。また、この時のブランコで遠くへ飛ぶ勝負が4巻で重要な意味を持ちます。

東公園のブランコは朔の心を現すメタファーなのかもしれません。

 

旧福井市営球場について次の記事を参照ください。

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2008年に撮影した旧市営球場の写真、ブルーシートがかけられているバッターボックス付近に現在のブランコがあります。

 

 

ブランコ空撮です。

藤島高校テニスコート

書籍版P273。サッカー対決の時、夕湖がいたテニスコートです。

 

大和田東側

書籍版P295「俺たちは国道の喧騒を避け、田んぼのあいだを走る細い道を歩いていた。」、朔と夕湖が帰宅しているシーンです。夕湖の家はエルパから歩いて15分の距離にあり、2人は国道8号を避け田んぼの中の細い道を歩いています。福井県立福井産業技術専門学院周辺の田園地帯を推定しました。柊家は東藤島地区にあるのですかね。

ニトリ付近の農道で撮影、こんな感じのイメージですかね。

 

 

5章

5章「ラムネ瓶に沈んだビー玉の月」では健太のかつての友人達へ復讐するお話です。健太編のクライマックスです。

スタバ

書籍版P302スタバの前では、すでに美姫ちゃん、蓮くん、隼人くんの三人が待っていた。」、復讐の舞台はエルパ駐車場にあるスターバックスコーヒーフェアモール福井店内です。

このお店は1巻4章(書籍版P212)でも出てきました。

 

平日の日中でも行列ができるお店なので、店内であんだけ騒いだらそりゃー目立ちますね。

 

荒川河川敷

書籍版P343。健太編の〆はいつもの荒川河川敷です。

ここで明日姉と会話して、5章が終わり、エピローグとなります。

エピローグ

エピローグです。

クレープ屋

書籍版P356。夕湖が健太に一緒に行かないかもちかけたクレープ屋です。この場所にはクレープ屋「モミ&トイズ 福井駅前店」がありましたが2021年11月23日に閉店しました。2017年6月にオープンしていることから1巻発売時には営業していました。

 

ストリートビューでは営業中の店舗が見れます。

 

SS

5巻の特典についているショートストーリーです。1巻として4つの短編が収録されています。

足羽川河川敷

山崎家を出た優空と朔は大きな書店(P12)でラノベを購入し、近くの河川敷(P14)に行きます。ライトアップされていない桜がある河川敷という描写から足羽川河川敷と推測しました。この場所は2巻1章(書籍版P111)でも登場します。大きな書店は駅前の紀伊国屋か勝木書店福井駅前本店を想定しましたが、健太の家は松岡と推測しているため、スーパーカボス大和田店の可能性もあります。その場合、河川敷はどこや?となります。風景描写が少ないので自信低めです。

 

鉾田公園

P21。朔と夕湖の2人は学校と夕湖の家の道すがらにある公園に寄ります。本文の描写から鉾田公園と特定しました。この公園は5巻1章(書籍版P123)でも登場します。

2人の定位置である短い階段です。階段を背にして、左側に朔、右側の夕湖が座っています。

 

 

 

MPC楽器センター福井

P27。優空が学校帰りに寄ろうとしている楽器店です。「学校の近く」「通学路と正反対の場所にある」という本文描写からMPC楽器センター福井と推定しました。

 

 

以上、【チラムネ聖地巡礼②】1巻(4~5章)登場地紹介 【千歳くんはラムネ瓶のなか】でした。2巻悠月編へ続く。

〇続き記事は下記リンクより、【チラムネ聖地巡礼③】2巻(1~2章)登場地紹介 【千歳くんはラムネ瓶のなか】

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