福井駅前南通りでは再開発事業が進められています。ここでは2021年8月現在の様子を紹介します。
〇前記事は下記リンクより、【南通り再開発工事記録1-7】(2020.2)Ⅲブロック西側・南側の着工前の様子
現在、福井駅前南通りでは再開発事業が進められています。この記事では駅前南通り地区第一種市街地再開発事業、通称「南通り再開発事業」のⅢブロック(中央1丁目10番地)西側・南側の2020年2月現在の既存建物解体前(工事着工前)の様子を紹介します[…]
南通り再開発事業とは
概要
通称「南通り再開発」
・事業名称:駅前南通り地区第一種市街地再開発事業
・所在地:福井市中央1丁目10番街区、11番街区、22番街区
・開発事業者:市街地再開発組合(予定)
・工期:2022年~2024年春(予定)
・主目的:商業、医療・福祉、住宅(マンション)
・敷地面積:約5,600m2(3街区合計)
・費 用:約142億円
建設場所
福井駅前南通りの再開発エリアです。3街区から成り立っており、Ⅰブロック(赤色)は中央1丁目10番地、Ⅱブロック(青色)は11番地、Ⅲブロック(緑色)は22番地です。一部の地権者は再開発に加わっていないため、街区全体が再開発エリアにはなっていません。
建物の概要
再開発エリアは3街区から構成されており、コンセプトは「食と健康のストリート」です。スーパーや飲食店などの食関連施設、保育園や幼児向けカルチャースクールなどの子育て関連施設、温浴施設などの健康関連施設、多目的に活用できる広場も設置されます。区域面積は約1万m2、敷地面積は約5,600m2、延床面積は約3万3,900m2です。
Ⅰブロック | Ⅱブロック | Ⅲブロック | |
住所 | 中央1丁目10番地 | 中央1丁目11番地 | 中央1丁目22番地 |
敷地面積 | 約1,500m | 約1,300m2 | 約2,800m2 |
用途 | 商業・業務棟 | 商業・業務・ホテル棟 | 商業・業務・住宅棟と駐車場棟(300台程度) |
概要 | 福井駅前南通りと元町商店街の間の街区、食をテーマに掲げ、低層商業施設に地場産品と飲食店が整備されます。イメージ図には8階建ての建物が描かれています。 | 医療・福祉をテーマに掲げ、低層部に医療施設、保育施設、幼児向けのカルチャースクール、高層部にホテルとオフィスが整備されます。イメージ図には11階建ての建物が描かれています。 | アミューズメント系の温浴施設を核に、低層部に健康関連の店舗と駐車場、高層部にマンションが整備されます。 イメージ図には18階建ての建物と5階建ての立体駐車場が描かれています。18階建てのマンションだとすると、高さは60m近くになり、北側のハニー跡地再開発事業で建設中のデュオヒルズ福井駅前(15階・55m)を超える規模になります。
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完成イメージ
現在の様子
2021年8月1日の昼頃の様子です。再開発関連の張り紙や店舗移転などはまだありません。
Ⅰブロック
Ⅰブロックから順番に撮影します。
飲食店は夕方以降がメインなため、シャッターが閉まっています。
藤の屋文具は元々この場所で営業していましたが、三角地帯再開発B街区エリアに移転し、戻ってきました。
ガレリア元町側の店舗です。
元々三角地帯再開発A街区エリアにあったニコニコレンタカー福井駅店です。
ガレリア元町側の店舗です。
Ⅱブロック
Ⅱブロックです。
Ⅲブロック
Ⅲブロックです。
北側です。
西側です。
再開発の動きが現場に現れるのは今年の秋以降ですかね。
以上、2021年8月1日の様子でした。
〇続き記事は下記リンクより、【南通り再開発工事記録3】(2023.1~)再開発に向け閉店していく店①
2023年10月から再開発ビル建設に向け、既存のお店が次々閉店していきます。ここでは三角地帯再開発B街区内の2023年1月以降に閉店した店の様子を閉店月順に紹介します。 〇前記事は下記リンクより、【南通り再開発工事記録2】(2021.[…]
〇前記事は下記リンクより、【南通り再開発工事記録1-7】(2020.2)Ⅲブロック西側・南側の着工前の様子
現在、福井駅前南通りでは再開発事業が進められています。この記事では駅前南通り地区第一種市街地再開発事業、通称「南通り再開発事業」のⅢブロック(中央1丁目10番地)西側・南側の2020年2月現在の既存建物解体前(工事着工前)の様子を紹介します[…]
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