福井市を南北に縦断する大動脈「フェニックス通り」の都心部において、電線地中化と歩道整備が行われています。2020年1月現在、毛矢交差点~新木田交差点間で工事が行われていますのでここではその工事の様子を紹介します。
なお、該当区間のフェニックス通りは福井縦貫線、福井県道28号福井朝日武生線、福井県道229号福井鯖江線の別名がありますがここではフェニックス通りで統一します。
工事概要
・箇 所:毛矢交差点~新木田交差点
・計画延長:片側580m(両側1,160m)
・工事期間:~2022年
・整備目的:無電柱化、歩道整備
・図面
工事場所
東側歩道の現在の様子(2020.1)
東側歩道の江守商事付近から南下、新木田交差点で西側歩道側に移動し、北上するルートで撮影しました。
江守商事付近
・現在地
江守商事付近から取材開始です。
この付近は電線共同溝の工事が終わり、歩道整備工事をしています。
インターロッキングブロック設置前のコンクリート基礎の段階です。
江守商事正面入り口です。
工事看板
江守商事より南側は歩道整備の工事が終わっています。
セーレン付近
工事看板
電線が実際に地中化されるのは西側の電線共同溝工事が終わってからでしょうか。歩道整備工事が終わって箇所も部分的にアスファルトの仮舗装のままになっている箇所があります。
福井鉄道の震災後に建てられた築70年あまりの鉄柱も、歩道整備完了時には今どきの照明付きポールに建て替えられます。
セーレン本社
セーレン南西側の交差点です。東側歩道は新木田交差点までこの状態です。
横断歩道上より南側を撮影、車道の舗装は歩道整備が終わってから新しくなると思われます。
西側歩道の現在の様子(2020.1)
新木田交差点付近
工事区間南端の新木田交差点にきました。
ここから西側歩道に移動し、北上します。
車道側
歩道側、電線共同溝工事中のため、歩道は仮舗装でぐちゃぐちゃしています。ところどころ、元々あった平板ブロックが残っています。
横断歩道
工事概要
工事看板に共同溝の標準断面図が乗っていました。
ちなみにこの場所は福井鉄道の有名な撮影地です。
福井銀行木田支店付近
・現在地
歩道側、一度歩道の平板ブロックを直した痕跡があります。
車道側
花壇があった場所に共同溝の資材や重機が置いてあります。
以上、前編でした。
〇続き記事は下記リンクより、フェニックス通り(毛矢交差点~新木田交差点)の歩道整備・無電柱化工事状況(後編) 2020.1