2008年8月21日をもって閉鎖された福井駅地下道、地下道の解体は2008年11月下旬から始まりました。ここでは3か月にわたり記録した地下道の解体の様子を紹介します。
〇前記事は下記リンクより、福井駅地下道の現役時代の姿
福井駅が地上にあった頃、線路の壁で分断された駅の東西を行き来する歩行者の便を図るための地下道がありました。2005年4月に福井駅が高架化し、東西交通が接続されると地下道は役割を終えました。ここでは廃止直前の福井駅地下道の様子を紹介します。福[…]
2008年11月30日の様子
西口横断歩道側出入口
地下道出入口も含め西口駅前広場歩道部の北半部は工事のため、フェンスで囲まれていました。
歩道内の看板等の撤去が行われています。
西口駅前広場の車道の一部が仮設通路になっています。
福井駅側から
福井駅側から撮影、旧駅舎が建っていた場所は埋蔵文化財発掘調査が行われています。
2006年12月9日の様子
西口横断歩道側出入口
地下道入り口の解体が始まりました。
がれきが地下道内部に入らないよう足場が組まれています。
福井駅側出入口
福井駅側より。
東横イン福井駅前店はこの1か月後の2007年1月17日にオープンします。今ならオープン記念に3950円で宿泊できます。
ちょうど、最後の鉄骨の撤去作業をしています。
クラッシャーが最後の鉄骨をつかんでいます。
2006年12月9日10時27分
西口の地下道入り口は取り壊しが完了しました。この写真を見て気づいたのですが駅舎側の地下道出入口に「福井駅地下道」の名盤があったのですね。
2006年12月14日の様子
5日、現場を訪れてみました。
西口
福井駅側出入口です。地上部は完全に撤去が完了しました。
横断歩道側出入口、こちらも地上部の撤去は完了しました。中にあった足場も撤去されました。
福井駅中二階から駅前通りがよく見えます。この写真は12月10日撮影。
東口
東口出入口は周辺の建物が近いので矢板が打ちこまれた状態で解体作業が進められています。地下道本体はブルーシートで封鎖されています。
2007年1月13日の様子
東口の出入口は完全に埋め戻されました。
2007年2月19日の様子
西口
地下道の埋め戻しが終わり、フェンスが後退し、通路の幅員が広くなりました。真新しいアスファルトの場所に横断歩道側で出入口がありました。
奥の方のお泉水通りは4車線化拡幅済です。この場所も近々通りの拡幅工事に入るでしょう。
東口
東口です。東口も地下道跡地はアスファルト舗装され、歩道の一部になっています。
以上、福井駅地下道の解体記録でした。東西駅前広場の整備工事が入る数年後まではしばらくこの状態のままでした。
〇続き記事は下記リンクより、旧福井駅地下道廃止9年後の姿
高架化される以前の福井駅の真下には東西をつなぐ地下道が2006年8月までありました。封鎖後、東西地下道入口は解体され、東西駅前広場整備により痕跡は地上から姿を消しました。ただ一か所、えちぜん鉄道改札横入口を除いては。入口に床が貼られ、9年間[…]
〇前記事は下記リンクより、福井駅地下道の現役時代の姿
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