福井駅前三角地帯では再開発事業として福井県内で最も高い超高層ビルの建設が進められています。工事期間中、再開発エリアは高さ3mの仮囲いで囲まれています。そのままでは殺風景ということで再開発組合と福井市は仮囲いに情報発信のラッピングが260mにわたり施されました。ここではそのラッピングを紹介します。
〇前記事は下記リンクより、【三角地帯再開発A工事記録31】(2021.3)廃止市道南側・敷地中央付近建物解体5
福井駅前三角地帯では再開発事業として福井県内で最も高い超高層ビルの建設が進められています。ここでは2021年3月の既存建物解体の様子を紹介します。 〇前記事は下記リンクより、【三角地帯再開発A工事記録30】(202[…]
三角地帯再開発事業とは
建築物の概要
・事業名称:駅前電車通り北地区A街区第一種市街地再開発事業
・所在地:福井市中央1丁目3番街区の一部、4番街区
・建築主:市街地再開発組合(予定)
・工 期:2020年12月~2024年3月(予定)
住宅棟 | 駐車場棟 | ホテル・オフィス棟 | |
階数 | 地上28階 | 地上9階 | 地上27階、地下1階 |
高さ | 約100m | 約36m | 約120m |
用途 | 住宅
高層部:一般向け約110戸(13F~28F、9・7・5戸/1フロアあたり) 中層部:シニア向け110戸(3F~12F、11・7戸/1フロアあたり) 低層部:商業(1F)、住宅棟供用(2F) |
上層部:駐車場(約300台)(2F~9F)
低層部:商業(1F) |
高層部:コートヤード・バイ・マリオット福井
ホテル客室(16F~27F)、ホテルロビー(15F)、ホテルレストラン(14F) 中層部:オフィス(5F~12F)、機械室(13F)屋上広場(5F) 低層部:カンファレンスホール(3F)、フィットネスジム(中2F、2F)、商業(フードホール等)(1F)、屋内広場(1F) |
A街区は主に3棟で構成されます。
〇三角地帯再開発事業の最新情報は下記リンクを
2020年より福井駅前では福井県最大の再開発事業として「福井駅前三角地帯再開発事業」が進められています。ここでは駅前電車通り北地区A街区第一種市街地再開発事業、通称「三角地帯再開発A」と駅前電車通り北地区B街区第一種市街地再開発事業、通称「[…]
完成イメージ
←大名町交差点、福井駅→、出典:再開発組合サイト(https://fukui-saikaihatsu-a.com/)
建設場所
三角地帯再開発A街区のエリア(赤色で囲った範囲)は中央1丁目4番地と3番地で成り立っています。青色で囲った範囲は隣のB街区の再開発エリアです。中央大通りと駅前電車通りで囲まれた三角の3街区すべてが再開発対象エリアです。
ラッピングの全貌
ラッピングの概要
再開発エリアを多くの人に身近に感じてもらうことを目的に2021年3月下旬、再開発組合と福井市は工事用仮囲い(高さ3m、延長260m)にラッピングを施しました。ラッピングは8つのエリアにわかれており、再開発エリア、福井都心部の歴史や観光などを紹介しています。ラッピングの内容は県内のまちづくりに関わってきた有志グループと協働して準備したそうです。
再開発事業の紹介
それでは右端となる福井駅側から紹介していきます。再開発事業について、ポップなイラストやかみ砕いた文章で紹介しています。
仕合わせを共に育む生活文化創造街区へ。
再開発ビルの断面図。
福井駅前の歴史
スクランブル交差点からは福井駅前の歴史とこれからの紹介に入ります。歴史からつながる、福井市の今と未来。
1989年 福井市の誕生。
県庁がお濠の中に移転するまでは駅前は繁華街というよりも官庁街だったんですよ。
1896年 福井に列車がやってきた。
1928年 だるまや開業。
1930年~ 繊維王国になった福井。
1948年 戦災・震災から蘇る不死鳥のまち。
1983年~ 福井市のまちづくり計画始まる。
2021年 そんな福井が誇る4つの一位。ここで現代になります。
2024年~ 北陸新幹線開業。北陸新幹線開業が福井が大きく変わるターニングポイントです。
エリアでみる福井駅周辺の将来像
廃止市道南側・ガレリア元町入り口付近からは福井駅周辺の将来像の紹介に入ります。こんなまちってなかなか無いかも!?(筆者の個人的な感想、全国的によくあります。駅前が面白くなってきたのは事実です。)
福井都心を5つのエリアにわけて紹介します。
エリア1、福井駅西口
エリア2、福井駅東口
エリア3、福井城址
エリア4、片町浜町
エリア5、足羽川・足羽山
再開発エリア内の広場
響きのホール跡地付近で再び再開発事業の紹介に入ります。ここでは再開発エリア内に設置される広場の紹介です。
誰でも使えるみんなの広場
リビングラボ
街区まるごと実験の場、福井駅前を「リビングラボ」と名付け、多様な実験を行い、イノベーションを起こしていくそうです。
リビングラボの紹介。
イノベーションのプロセス、再開発ビル内にイノベーションセンターが設置されるのでしょうか。
福井駅前浪漫飛行
福井駅前でお店をやっている人の紹介です。店主の思いが書いてあります。
「エキマエタイムズ」イベント情報掲示板です。
福井で育む自分ごとのまちづくり。
あなたの声が未来をつくる
ふくいまちかどインタビューのコーナーです。「あなたの好きなことを教えて」「新しい駅前でやってみたいことを教えて」の質問を壁のQRコードから回答すると今後のまちづくりの参考に活用されます。
福井写真館。「福井カメラ部」はたまにツイッターで見かける福井の写真愛好会です。
工事現場のぞき窓
ラッピングの最後は工事現場が見えるのぞき窓です。そこの窓をのぞいてみてね!!って書いてあるのでのぞきましたが、防音シートで何も見えませんでした。
旧勝木書店の前でラッピングは終了です。中央大通り側にもラッピングが施され、6月頃に完成予定です。
最後に電車通り側ラッピング全体。
〇続き記事は下記リンクより、【三角地帯再開発A工事記録33】(2021.4)廃止市道南側・敷地中央付近建物解体6
福井駅前三角地帯では再開発事業として福井県内で最も高い超高層ビルの建設が進められています。ここでは2021年4月の既存建物解体の様子を紹介します。 〇前記事は下記リンクより、【三角地帯再開発A工事記録32】(202[…]
〇前記事は下記リンクより、【三角地帯再開発A工事記録31】(2021.3)廃止市道南側・敷地中央付近建物解体5
福井駅前三角地帯では再開発事業として福井県内で最も高い超高層ビルの建設が進められています。ここでは2021年3月の既存建物解体の様子を紹介します。 〇前記事は下記リンクより、【三角地帯再開発A工事記録30】(202[…]
併せて読みたい記事
〇福井駅前三角地帯再開発事業のまとめページです。
2020年より福井駅前では福井県最大の再開発事業として「福井駅前三角地帯再開発事業」が進められています。ここでは駅前電車通り北地区A街区第一種市街地再開発事業、通称「三角地帯再開発A」と駅前電車通り北地区B街区第一種市街地再開発事業、通称「[…]
〇【三角地帯再開発A工事記録1-1】(2019.4)中央1丁目4番地南側の着工前の様子、工事記録最初のページです。
現在、福井駅前では福井県最大の再開発事業として「福井駅前三角地帯再開発事業」が進められています。この記事では120mのホテル棟と100mのマンション棟が建設される駅前電車通り北地区A街区第一種市街地再開発事業、通称「三角地帯再開発A」の中央[…]