福井県内の道路事業一覧(国交省編)

福井県内では中部縦貫自動車道や国道8号バイパスなど県内各所で様々な道路事業が進められています。ネット上には各管轄毎にしか情報がないため、福井県全体の事業(国交省・ネクスコ・福井県分)をまとめました。ここでは福井県内の道路事業のうち直轄国道(国交省担当分)について紹介します。2021年4月現在の情報です。

 

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福井県内では中部縦貫自動車道や国道8号バイパスなど県内各所で様々な道路事業が進められています。ネット上には各管轄毎にしか情報がないため、福井県全体の事業(国交省・ネクスコ・福井県分)をまとめました。ここでは福井県内の道路事業のうち高速道路([…]

※記事内の図は国交省などのサイトより引用しました。

福井県内の道路事業一覧図

赤色線は国交省施工、青色線は福井県施工の国道、緑色線は福井県施工の県道です。

 

3・4.牛ノ谷道路・金津道路

牛ノ谷道路・金津道路は福井・石川県境部の国道8号を4車線化する事業です。石川・福井県境部の国道8号は現況2車線であり、急勾配区間であるため2018年2月の大雪時において、断続的な車の立ち往生により長時間の通行止めが必要となったほか、異常気象時の事前通行規制区間(連続雨量180mm)が存在するなど、大雪や豪雨による大規模通行止めのリスクを抱える区間となっています。

そのため、令和元年度より冬期の交通機能の確保、事前通行規制区間(連続雨量180mm)の回避、災害に強く信頼性の高い道路ネットワークの構築を目的に「牛ノ谷道路(石川県加賀市熊坂町~福井県あわら市牛ノ谷:4.6km)」及び「金津道路(あわら市牛ノ谷~あわら市笹岡:4.3km)」として事業を進めています。県境部はトンネルとなっています。

この道が完成し、あわら市内の福井バイパスが4車線化(2021年事業開始)、加賀市内の加賀拡幅が完成すると武生から津端までの国道8号は全線4車線化となります。

 

事業の経緯

金津道路 牛ノ谷道路
都市計画決定 1991年8月 3.3.1東縦貫線
事業化 2019年度 2019年度
都市計画の変更 2020年3月 3.3.1加賀国道線 3.3.1東縦貫線
現在の動き 2022年度より用地取得着手予定 2022年度より用地取得着手予定

 

緒元

牛ノ谷道路 計画区間 石川県加賀市熊坂町~福井県あわら市牛ノ谷
計画延長 4.6km 道路規格 第3種第1級
設計速度 80km/h 車線数 4車線
金津道路 計画区間 あわら市牛ノ谷~あわら市笹岡
計画延長 4.3km 道路規格 第3種第1級
設計速度 80km/h 車線数 4車線

 

標準断面図

4車線の設計となっていますがおそらく暫定2車線で整備される可能性が高いと思います。

 

現在の県境部、牛ノ谷峠

 

5.福井バイパス4車線化

国道8号福井バイパスはあわら市笹岡~越前市塚原町の全長42kmをつなぐ福井の大幹線です。2018年9月に最後のあわら市笹岡~あわら市玄女(5.4km)が開通し全通しました。しかし、この区間は暫定2車線での開通だったため、早期の4車線化を地元が訴えた結果2021年度より4車線化に着手することになりました。

 

6.8号防災

8号防災は南越前町の国道8号を改良する事業です。この区間は急峻な地形であるため、道路幅員が狭く、急カーブや急勾配が連続する区間です。特に冬は多くの降雪・積雪があり、厳冬による路面凍結のため、通行止めや交通渋滞が発生し、円滑な交通の妨げとなっています。まだ、越前市春日野~南越前町大谷間(13.5km)は異常気象時における通行規制区間となっています。

そのため、1973年より、線形改良、融雪装置の設置等により、雪害対策を進めてき、現在までに5.8km(78%)の整備が完了しました。現在は残りの1.6kmの整備が進められ、2つのトンネルと2つの橋が整備される予定です。

 

事業の経緯

トンネルと橋で線形を根本的に改良し、ストレート区間を増やします。

標準断面図

幅員3.25m/1車線から3.5m/1車線に広がります。設計速度は60kmです。

 

7.敦賀防災

敦賀防災は敦賀市北側の国道8号を改良する事業です。国道8号の越前市~敦賀市間は急峻な地形であるため、道路幅員が狭く、急カーブや急勾配が連続する区間です。特に冬は多くの降雪・積雪があり、厳冬による路面凍結のため、通行止めや交通渋滞が発生し、円滑な交通の妨げとなっています。そのため、2018年度より、敦賀市挙野~敦賀市田結間(3.8km)について「敦賀防災」として事業化されました。海沿いをくねくね走る現道に対し、長大トンネルで改良する計画です。この区間は大型車の交通量も多く、線形も悪い為、運転しにくいため早く完成してほしいです。

標準断面図

 

歩道と堆雪場が設けら、道路幅員が3.25m/1車線から3.5m/1車線に広がります。設計速度は60kmです。

 

8.愛発除雪拡幅

愛発除雪拡幅は新疋田駅周辺の国道161号の現道を拡幅する事業です。新疋田駅周辺の国道161号は道路幅員が狭く、歩道もなく、積雪時には円滑な交通に支障をきたしていました。特に北陸本線と立体交差する疋田トンネルは道路幅員が狭く、大型車のすれ違いが困難でした。2003年度より敦賀市疋田~敦賀市駄口間(4.5km)の事業に着手、2015年3月には北陸本線との立体交差区間に新疋田トンネルが完成しました。現在は未整備区間4.0kmの整備を進めています。

 

標準断面図

2.0mの堆雪帯が設けられます。

 

以上、福井県内の道路事業一覧(国交省編)でした。

 

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