【ハピリン再開発③】ハピリンの建設工事記録(2013.11着工~2014.12)-福井市再開発-

福井県で一番高い建物「ハピリン」の建設工事記録です。

 

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ここではハピリン建設に伴い解体された福井駅前ショッピングプラザの解体記録を紹介します。   〇前記事は下記リンクより、営業中の福井駅前ショッピングプラザ(2013年1月頃)です。 [sitecard subtit[…]

福井駅西口中央地区再開発事業とは

再開発ビル名「ハピリン」

2016年4月28日開業の再開発ビル「ハピリン」、福井県で最も高い建築物で福井駅前のランドマークとして建設されました。実際、福井平野のあらゆるところからその姿を眺めることができます。地下1階が駐車場、1階~2階が商業施設、3階~5階が多目的ホールや総合ボランティアセンター、福井市自然史博物館分館「セーレンプラネット」が入る公共施設、6階~21階がマンションのシンフォニアタワーコート福井の構成となっています。福井駅西口広場に面している側には屋根付き広場があり、毎週土日にはなにかしらのイベントが開催されています。福井県内で一番高い建物だが上層部がマンションになっている関係で展望ホールは設けられおらず、一般の人は5階までしかあがることができません。

 

・事業名称:福井駅西口中央地区第一種市街地再開発事業

・所在地:福井市中央1丁目2番1号

・開発事業者:福井駅西口中央地区市街地再開発組合

・工期:平成25年(2013年)9月~平成28年(2016年)3月

・建築物の概要

用途 商業・公共施設・住宅(89戸)・駐車場(165台) 敷地面積 5,554m2
建築面積 4,749m2 延床面積 35,122m2
構造 鉄筋コンクリート造(高層部)

鉄骨造(低層部)

鉄骨鉄筋コンクリート造(地下部)

高さ 91m
階数 地上21階、地下2階 棟数 1棟

 

・完成イメージ図

福井市サイトより引用

完成写真(2019年3月撮影)

 

2013年11月頃

新ビルの基礎工事が始まりました。超高層ビルの杭だけあって、杭打ち機がでかいです。

最後まで再開発エリア内で営業していたニッポンレンタカーも敷地外に移転しました。

 

スクランブル交差点より。

数年後にはここからアオッサも見えなくなるでしょう。

敷地北側の埋蔵文化財調査が終わり、仮設通路が再度移動しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2014年2月頃

地下の掘削作業が始まりました。仮設通路の北側敷地を囲っていた仮囲いはなくなりました。

 

スクランブル交差点より。

 

マンションの案内図が出ました。

仮囲いの一部はスケルトンになっており、そこから工事の様子を見ることができました。

 

 

ポツンと残された電柱、この電柱はこの後ろに建設される高層ビルを見届けることができるのでしょうか。

 

 

青空にそびえ立つ杭打ち機

 

2014年4月頃

仮設道路が設置されその下で地下階の建設が進んでいます。

地下の掘削が進んでいます。

 

スクランブル交差点より。

 

 

 

 

 

2014年6月頃

引き続き地下階の掘削が進んでいます。現場事務所が福井駅側からスクランブル交差点側に移動しました。

 

福井西武屋上から、2年後には正面に高さ90mの超高層ビルがそびえ立っているでしょう。

電車通りから。電車が止まっている福井駅前停留所は今後廃止され、駅前広場に乗り入れることが決まっています。電車の背後の風景も大きく変わるのが楽しみです。

2014年7月頃

大型クレーンが2機登場しました。ここから本格的に建物の建設が始まります。

 

別の場所からのアングル、これから上へ上へと鉄骨が組みあがっていくでしょう。

スクランブル交差点より。

 

 

 

 

仮囲いは福井駅ぎりぎりまで近づきました。

西口広場より、鉄骨の組み立ては早いのでこれから一気に建物の形が姿を現すと思われます。

2014年9月頃

地下階の建設が進んでいます。

仮囲いより北側に残っていた歩道の平たんブロックやアスファルトがはがされました。

スクランブル交差点より。

 

2014年11月頃

地下階が完成し、いよいよ地上部の鉄骨の組当てが始まりました。ビル本体の他、屋根付き広場になる場所の組み上げも行われています。

6階部まで建設が進んでいます。

 

再開発ビル完成と同時期竣工に向け、西口駅前広場の整備もはじまりました。9月にアスファルトをはがした場所にタクシー待機所が設けられました。

 

西口駅前広場の整備も本格化しました。

スクランブル交差点より、いよいよ再開発ビルが姿を現しました。これから毎週のように風景が変わっていくでしょう。

まだ6階分しか鉄骨は組みあがっていませんが現時点でもそれなりに存在感を放っています。

 

 

 

 

2014年12月頃

再開発ビルの低層部の建設が進んでいます。クレーン車で組み立てられるところから鉄骨を組んでいるのでしょう。高層部の建設はタワークレーンを使用すると思われるので、7階より上の建設は低層部の建設後になると思われます。

 

低層部には商業施設や公共施設が入るので一階あたりの天井高が高いです。梁がない場所にはエスカレーターが設置されます。

西口駅前広場の建設も進んでいます。

 

アーケードの基礎工事が行われています。

鉄骨の組み立てが始まってから、スクランブル交差点からの眺めも日に日に迫力を増しています。すでにアオッサが見えなくなりました。

側面より、クレーン車がいる場所は吹き抜けではないため、今後そこにも鉄骨が組まれます。

 

 

南側には足場が組まれました。

アオッサより、すでに駅前電車通りは見えません。アオッサ8階と同じ高さまで鉄骨が組みあがっているのがわかります。

福井駅側より、ビルの北側の鉄骨の色が白いのは完成後も鉄骨がむき出しになるためです。

 

これから毎日のように福井駅からの眺めも変わっていきます。ビルの完成が楽しみです。

以上、2013年11月から2014年12月までのハピリンの工事記録でした。

〇続きは下記リンクより。

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