福井市南東部、上文殊地区にある三峰(みつみね)城山(標高404m)。福井市と鯖江市の市境にあり、山頂からは一乗谷~福井平野を一望できます。南北朝時代には城が築かれたため、正式名所は「城山」ですが地元では「三峰山」と呼ばれています。山頂付近には当時の城の遺構が残っています。昭和12年まで山腹に三峰村があり、跡地は鯖江市によって公園が整備されています。公園までは林道が旧県道より続いており、車で行くことができます。公園の駐車場から山頂まで15分ほどで登頂できます。
総合点数 | 10 | ||
美しさ | 3 | アクセス | 3 |
雰囲気 | 2 | 穴場度 | 2 |
車内からの観賞 | 不可 | ||
駐車場から徒歩 | 15分 | ||
設備 | 案内板、駐車場 | ||
展望範囲 | 北西~北~北東、南 |
日中
2019年5月撮影
全体
北東(福井市街方面)
北
北東(一乗谷方面)
南(鯖江方面)
一乗谷方面
CMや一乗谷PRポスターの定番アングルです。
福井市街方面
大和田方面
テクノポート方面
海方面です。
三峰城山への行き方
福井市街からでは戸口トンネルを抜け、鯖江市上戸口町へ向かいます。
旧県道沿いを福井方面に進むと三峰城山の案内板がありますのでそのとおり進みます。この先に市境にある旧戸口トンネルは2014年の現戸口トンネル完成に伴い封鎖されました。
各所に展望台への案内板があるのでそのとおり進みます。
林道を進むこと10分ほどで三峰村跡に着きます。
三峰部落の説明版、717年頃に村が成立し、1937年に最後の住民が村を離れるまで約1300年間、人の営みがこの地にありました。
村の史跡案内板、由緒ある村だったのですね。
三峰村跡は公園が整備されており、村の中心にあった大いちょうの木が保存されています。
公園内の駐車場に車を止めます。公園上部に登山道の入口があります。
公園から城跡の山頂まで800mです。
山道を15分歩くと山頂に着きます。登山道は整備されており歩きやすいです。最後の山頂に上がる所のみ急ですがそれ以外に急な箇所はありません。
山頂は開けており、一乗谷がよく見えます。福井市街方面は市街地東側が見えますが福井都心部は手前の山に隠れて見えません。
山頂周辺には城跡の石碑や案内板が各所に設けられています。
三峰城山の場所
地図は三峰村跡の公園を差しています。山頂は公園の南東です。