福井市南部・鯖江市北部の両市の境にそびえ立つ文殊山(もんじゅさん)(標高365m)。越前五山の一つで、717年の泰澄大師開山以来、信仰の山として市民に親しまれている。福井市・鯖江市の麓の各集落から複数の登山道が整備され、気軽に登れる山として多くの登山客で賑わっています。福井市角原町の「角原」コースから登るのが最短コースで山頂まで40分で登頂でき、山頂のお堂からは福井平野を北向きに一望できます。また、山頂近くにある展望台からは鯖江方面を展望できます。私はここが福井市で一番見晴らしがよい展望台だと思っています。
〇最新(2024年2月)の文殊山からの展望です。
福井市南部・鯖江市北部の両市の境にそびえ立つ文殊山(もんじゅさん)(標高365m)。越前五山の一つで、717年の泰澄大師開山以来、信仰の山として市民に親しまれている。福井市・鯖江市の麓の各集落から複数の登山道が整備され、気軽に登れる山として[…]
総合点数 | 13 | ||
美しさ | 5 | アクセス | 2 |
雰囲気 | 4 | 穴場度 | 2 |
車内からの観賞 | 不可 | ||
駐車場から徒歩 | 最短50分 | ||
設備 | 駐車場、トイレ、案内板 | ||
展望範囲 | 南、西~北~北東 |
日中
2020年5月7撮影。
山頂(大文殊)
現在地
展望台
標高365mの山頂にある展望台です。
全体
西1
西2
北西
北
北東
東
スポット拡大
福井都心方面
福井駅方面、福井駅に入線する列車も見えます。
建設中の福井銀行本店と福井テラス
福井最大の交差点・大名町交差点、その一角を占めているのが福井銀行本店です。現在、2020年12月完成を目指して、2年計画で本店ビルの建て替え工事が進められています。ここでは2018年10月から2019年3月までの間の工事記録を紹介します。 […]
県立病院、パリオ、大和田方面
福井市東部にある都市型ショッピングセンター「パリオCITY」。4階建の建物で、1階~3階が商業施設、4階と屋上が駐車場となっています。3階には福井県内唯一のトライザラスが入居しており、隣接地にはツタヤがあります。周辺は住宅街のため屋上駐車場[…]
足羽山の自然史博物館
福井市中心部にある足羽山、足羽山には展望スポットとして有名な自然史博物館以外にも複数の展望スポットがあります。ここでは足羽山の展望スポット&夜景スポットをすべて紹介します。このページで紹介する展望スポットは、自然史博物館、愛宕坂、藤[…]
ハーモニーホール福井方面
北陸自動車道
八幡山、ベル方面
福井市3大展望スポットの一つ「八幡山展望台」(福井市三大展望スポットは足羽山自然史博物館、八幡山展望台、東山展望台です)。八幡山(標高131m)は足羽山、八幡山と共に足羽三山を形成しています。山頂にある展望台からは360度福井平野を一望でき[…]
テクノポート福井方面。福井港の火力発電所が見えます。
三国、東尋坊方面。東尋坊タワーが見えます。
白山方面。
北陸本線
この場所は北陸本線の撮影スポットとしても知られています。
サンダーバードと建設中の北陸新幹線
新幹線
北陸本線の撮影スポットということで、北陸新幹線の撮影スポットでもあります。文殊山からは福井市全域~芦原温泉駅まで新幹線の高架橋の大半を見渡すことができます。
2023年以降、このアングルで撮影した北陸新幹線の写真が定番となるでしょう。
北陸自動車道を超える北陸新幹線、この組み合わせは福井県内に3か所しかありません。
えちぜん鉄道を超える北陸新幹線。
福井平野をS字に走る高架橋
北陸新幹線芦原温泉駅が見えます。
展望台
現在地
小文殊と大文殊(山頂)の間にあり、山頂から見えない鯖江方面を見渡すことができます。
展望台
高床式の展望台らしい展望台です。
福井方面
福井市街地が見えます。
鯖江方面
サンドーム福井が見えます。武生都心は見えますが、鯖江都心は見えません。
山頂(展望スポット)への行き方
山頂への登山道は福井市・鯖江市のそれぞれの麓の集落に入口があります。どのコースも特徴がありますが私は福井市二上町から登る「二上(ふたかみ)ルート」をオススメします。ここでは二上ルートを紹介します。このルートをオススメする理由は①福井市街に近い、②大きな駐車場がある、③一番利用者が多いコースです。大町交差点からほぼ1本道を進むこと20分ほどで駐車場に着きます。登山口から山頂まで約1時間で登頂でき、看板や休憩できるベンチも多く、初心者向けです。
文殊山二上コース駐車場の地図
麓駐車場
二上町には登山者向けの無料駐車場があり、30台ほどが駐車できます。新しいトイレや登山靴を洗う水場もあります。
駐車場に設置されている案内板です。
登山開始
13:10 登山開始します。山頂付近まで幅広い登山道が続き、要所にはコンクリート板や階段が設置されています。
13:31 岩清水到着(標高170m付近)、名のとおり岩から湧き水が出ている地点です。
この地点からも福井平野を見渡すことができます。
この登山ルートでは各所に看板が立っているため、士気が保てます。
小文殊
13:50 小文殊(標高300m付近)に到着しました。ここにはトイレが設置されています。
お堂前は広場になっています。
小文殊のお堂
次は展望台に向かいます。
展望台
14:02 小文殊から10分ほどで展望台につきました。後少しで山頂の大文殊です。
大文殊(山頂)
戦国時代、文殊山は山城でした。
14:08 展望台から10分ほどで山頂の大文殊に到着しました。山頂にはお堂が置かれ、文殊支利菩薩が安置されています。
お堂は2017年10月の台風で半壊し、現在修復中です。このお堂は明治初期に作られたもので築140年建っています。
山頂北側の斜面は開けており、展望台となっています。
さっそくこの場所が北陸新幹線の展望スポットであることをアピールしています。
15:36 麓の駐車場到着、帰りは40分ほどで下れました。
以上、文殊山からの展望と行き方(2020年)でした。
文殊山の場所
過去の展望
2015年2月に撮影した文殊山からの展望です。
福井市南部・鯖江市北部の両市の境にそびえ立つ文殊山(もんじゅさん)(標高365m)。越前五山の一つで、717年の泰澄大師開山以来、信仰の山として市民に親しまれている。福井市・鯖江市の麓の各集落から複数の登山道が整備され、気軽に登れる山として[…]
2024年2月に撮影した文殊山からの展望です。
福井市南部・鯖江市北部の両市の境にそびえ立つ文殊山(もんじゅさん)(標高365m)。越前五山の一つで、717年の泰澄大師開山以来、信仰の山として市民に親しまれている。福井市・鯖江市の麓の各集落から複数の登山道が整備され、気軽に登れる山として[…]