福井県並行在来線準備株式会社が県庁内に発足 2019.8

2019年8月13日、福井県庁4階の地域鉄道課内に新しい鉄道の準備会社が発足しました。2023年春の北陸新幹線開業に伴い、JR北陸本線の石川県境~敦賀駅間がJRから切り離されます。その切り離された区間を運営するための第三セクター準備会社が「福井県並行在来線準備株式会社」です。しばらくは元県新幹線・地域鉄道対策監の西村利光社長と県から派遣された職員の4人態勢で社員の採用業務を担うそうです。また、それに並行しながら県や沿線市町などでつくる対策協議会はダイヤ編成や運賃水準などを盛り込んだ経営計画策定、JR西日本との資産譲渡交渉で運行開始に備えます。

新しい鉄道会社とは

概要

・名称 福井県並行在来線準備株式会社

※正式な名称は広く意見を募ったうえで決定されます。

・設立時期 2019年8月13日

※新会社が鉄道を運行するのは2023年春の北陸新幹線開業時です。

・資本金 5億円

社員採用などに充てる1次出資の5億円のうち、県が3億5千万円、沿線7市町で1億円、福井銀行と北陸電力の民間2社が2500万円ずつ負担します。

・社員数 300人(開業時)

・列車の運行区間

 

福井県のサイトより引用

並行在来線とは

新幹線と並行する在来線で特急列車が運行する区間です。整備新幹線建設の条件として、原則的にJRから経営分離され、地元が出資する第三セクターに転換することになっています。これは、高額な新幹線の施設と地方閑散線区に転落した並行在来線を両方所有運営することによるJRの負担を軽減する措置です。第三セクターに転換されることにより、特急の数が減ることによって、普通列車の本数が増えたり、快速列車の新設など、乗客の利便性につながることがあります。

 

 

開業までのスケジュール

・2019年8月 福井県並行在来線準備株式会社設立、社員募集内容の公表

・2019年9月 社員採用の応募受付、採用試験、合格発表

・2020年4月 第1期生入社

・2021年度 準備会社から本格会社(資本金の増額、正式名称に変更など)に以降

・2023年春 開業

会社設立はもともと2020年を予定していましたが、1年前倒しすることで人材確保や安定経営ができるための準備時間の確保にあてるそうです。

 

現地の様子

報道によれば、県庁4階に準備会社の看板が掲げられたそうなので見てきました。

2019年8月中旬の福井県庁

入口には風鈴が垂れ下がっていました。

エレベーターで4階にあがります。

地域鉄道課は西側か。

地域鉄道課なう。

準備会社の看板ありました!この看板には県産スギ材が使われているそうです。

座席表にも準備会社の名がありました。

 

次の動きが楽しみです。