2024年10月26日、ハピラインふくい開業に伴い、2024年3月16日のダイヤ改正で復活した早朝の快速に乗車してみました。これはその時のレポートです。
ハピラインふくい早朝快速とは
北陸本線の快速(福井→敦賀)は2021年3月13日のダイヤ改正で一度廃止されました。この時のダイヤ改正では北陸本線唯一の快速の廃止、福井県内の北陸本線から6両編成の普通列車廃止、特急の臨時化など、鉄道がどんどん不便になっていくと鉄道マニアの間で話題になりました。
2021年3月13日、今年もJRのダイヤ改正の時期がやってきました。鉄道マニアとしては人気の列車が次々と廃止になっていくので悲しい日でもあります。北陸本線関係は5年前の北陸新幹線金沢開業で大きく変化し、次の2024年の敦賀開業までは大きな変[…]
ハピラインふくい開業に伴うダイヤ改正の目玉として導入されたのが快速です。朝夕に上下9本設定された快速で廃止された特急の代わりに鯖江・武生への輸送を補完します。
今回紹介する早朝快速は廃止された始発の特急しらさぎ52号の代替列車で、JR側も途中停車駅なしの敦賀→米原ノンストップ臨時快速を設定し、敦賀で対面乗り換えを必要なものの、米原到着時間はいままでと変わらないです。なお、JR側が臨時なのは利用者が少ない場合はいつでも廃止できるようにするためとのこと。
2024年3月15日まで(JR時代) | 特急しらさぎ52号:福井6:00→敦賀6:32→7:08米原 |
2024年3月16日以降(ハピライン時代) | 福井5:49→(HF快速)→6:28敦賀6:31→(臨時快速)→7:08米原 |
朝5時半の福井駅
2024年10月26日 5時30分頃の福井駅です。始発はすでに動いており、コンコースの人はまばらです。
電光掲示板です。ハピラインは敦賀と金沢しかありません。
ホームにあがりました。今から乗る快速です。HF06。
1番線には鉄道マニアに人気のIR521系IR23が混結4連で止まっていました。
521系の3色そろいです。
5時45分、発車時間が近づいてきたので車内に入ります。
福井駅発車時点では座席の7割が埋まっているぐらいです。
鯖江駅・武生駅からは1車両10人ほど乗車し、終点の敦賀駅に着くころには各ドアの前に1,2人の立人がでるほどです。
敦賀駅に着きました。ホームの反対側には米原行の臨時快速が止まっています。ハピラインの快速の乗客の内、半分ほどが乗車しました。
臨時の表示
臨時快速の最後尾に乗りました。敦賀発車時点で、真ん中の車両で座席の半分強、最後尾は座席の3割ほどに乗客がいました。単純計算で乗客数100人ですね。
7時8分、定刻とおり米原駅に着きました。
米原駅の到着表示も臨時になっています。
臨時快速の乗客の多くがそのまま新幹線改札口に流れていき、快速は新幹線連絡列車を役目を設定とおりはたしていました。
以上、ハピラインふくいの早朝快速(福井→敦賀)に乗ってみた 2024.10 でした。