北陸本線の快速ラストラン乗車レポ 2021.3

2021年3月13日、今年もJRのダイヤ改正の時期がやってきました。鉄道マニアとしては人気の列車が次々と廃止になっていくので悲しい日でもあります。北陸本線関係は5年前の北陸新幹線金沢開業で大きく変化し、次の2024年の敦賀開業までは大きな変化はないだろうと思っていましたが、昨今の社会情勢の影響で、伝統的な列車が今回の改正でいくつも廃止されることになりました。当記事ではその中から、北陸本線唯一の快速のラストランの乗車レポートを紹介します。

2021年3月のダイヤ改正

北陸本線の主なダイヤ改正内容

・サンダーバードの臨時化

・ダイナスターが3往復から2往復へ

・福井県内の北陸本線から6両編成の普通列車廃止

・北陸本線唯一の快速列車廃止、始発列車時刻繰上げ

・終電時刻の繰下げ

・敦賀発金沢行普通列車廃止、敦賀から北上する普通列車の北限は芦原温泉駅に

 

ダイヤ改正の毎にJRは沿線住民に鉄道の利用を控えてほしいと願っていると感じてしまいます。JRは今年も不便になり、車の利用に拍車がかかります。

廃止される列車例

6両編成の普通列車廃止

福井県内では定期の普通列車の6号車と5号車の表記が見れなくなります。

 

快速列車

北陸本線唯一の快速列車

 

快速列車ラストラン乗車レポ

朝4時35分の福井駅

おはようございます。快速列車は福井駅の始発列車でもあるため、早起きし、朝4時35分に福井駅にきました。コンコースに人はまばらです。

 

券売機で福井ー敦賀の往復切符を購入。

 

電光掲示板に「快速」の文字が毎日見れるのも今日が最後です。

 

ホームに上がると該当列車は止まっており、幾人もの鉄道マニアがカメラを忙しそうに振り回していました。朝の4時45分なのにホームが賑やかです。

 

ワンマン「快速」敦賀行です。

 

 

側面。

 

電光掲示板のスクロール

 

快速なので主要駅のみ停車です。急行なみの停車駅です。

 

ちなみに快速列車の後ろには次の敦賀行が縦列停車しています。3月13日からはあの列車が敦賀行の始発となります。

 

隣の3番線に止まっているのは始発の金沢行です。

 

快速時刻表

快速の時刻表です。

 

 

福井駅発車

発車時刻になったので車内に入ります。座席の4割が埋まっている乗車率です。なお、半分近くがマニアでした。この列車は普段から朝帰りの人たちでそこそこ乗っているイメージです。次の列車が30分後なので始発時刻を繰り上げても大きな影響がないと判断したのでしょう。

 

扉がしまるまで、運賃表はJRのマークでした。

 

扉が閉まると運賃用が表示されます。次の停車駅は鯖江です。

 

乗車列車はクハ520-43、521系3次車J8編成です。

 

武生駅

列車は暗闇の福井平野を南下し、521系の本気の走りを体感しながら、複数の駅を通過していきます。鯖江を出ると武生につきました。

 

武生駅です。2人乗車しました。

 

 

武生駅の時刻表。

 

快速の文字が見れるのも今日が最後です。次に見れるのは北陸新幹線開業後でしょうか。

 

ワンマン快速 敦賀行の車内表示。

 

武生駅出発後の1号車の車内です。

 

2号車はこんな感じです。各シートに一人は座っています。

 

敦賀駅

今庄駅を出ると終点敦賀です。

 

敦賀駅に着きました。車内にいたマニアが一斉に動き出し、一通り撮ったら反対側に停車していた新快速姫路行に乗り込んでいきました。18キッパーでしょうか。

 

225系の新快速姫路行、この列車に乗り継げば始発のサンダーバードより早く大阪に着きます。私も若い頃はこのルートを使っていました。

 

留置線には次発の列車が止まっています。

 

3月13日のダイヤ改正を知らせる案内

 

 

以上、北陸本線の快速ラストラン乗車レポでした。

復路の敦賀発金沢行の普通列車ラストラン乗車レポに続く。

〇続き記事は下記リンクより、北陸本線の敦賀発金沢行普通列車ラストラン乗車レポ 2021.3

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