福井市文京1丁目の底喰川(そこばみがわ)では河川改修工事を行っています。ここでは2023年5月現在の工事の状況を紹介します。
底喰川の河川改修工事は昭和の頃より下流側から10年単位で毎年少しずつ行われており、2000年頃は西福井駅付近、2010年頃は田原町付近が施工され、2020年にようやく今回紹介する北陸高校付近にたどり着きました。トータルの事業費は約300億円で、約200億円30年かけ現在地まで完了し、残りの区間は約100億円20年かけ整備する計画となっています。事業期間が半世紀に及ぶ大事業です。
〇前記事は下記リンクより、底喰川文京1丁目工区河川改修工事状況(前編)⑥-1 2023.5
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底喰川河川改修工事とは
概要
・河川工事の目的:概ね 10 年に 1 回程度の確率で発生する降雨による洪水を安全に流下させ、福井市中心市街地における家屋や公共施設等の浸水を防止します。
・河川工事の場所:福井市乾徳 2 丁目地係~大願寺地係(JR橋梁)の約 2,480m区間。
・河川工事の種類:河道拡幅、河床掘削、護岸工
・整備にあたり配慮する事項:住宅密集地であるため、車や歩行者の通行など居住環境に極力影響を及ぼさないような工事工程、仮設工事を実施します。暫定計画断面により先行改修することで、上流域の度重なる浸水被害を早期に軽減します。
平面図
今回はフェニクス通りに架かる明道橋からお泉水通りまでを取材しました。
断面図
福井県サイトより引用、河川幅員が約3倍になります。
現在の様子
2023年5月3日の様子です。
袴鶴橋付近
袴鶴橋付近です。
袴鶴橋から下流側を見ます。
袴鶴橋です。
袴鶴橋から上流側を見ます。
横縄橋付近
横縄橋はスマイルバスが走る護国橋の1本上流の橋です。
横縄橋右岸側からです。橋の欄干に工事看板が設けられています。
横縄橋の下流側、左岸側は1年前の2022年5月には空き地になっています。
横縄橋の上流側です。
護岸工事の平面図
護岸工事の構造図です。
上流側の左岸側(写真右手)も1年前の2022年5月には空き地になっています。
宮前橋付近
宮前公園の南東部にある橋です。
宮前橋は架け替え工事のため、通行止めになっています。
川の北側、公園の前にきました。
新しい床板が架かっています。
橋の側面です。ここだけ川幅は先行して広がっています。
橋の工事看板です。
橋の図面です。橋長は18mあります。
ほんまち橋
宮前橋の1本上流にあるほんまち橋です。
ほんまち橋の下流側です。宮前橋は元の倍近い延長になりそうですね。
護岸工事の工事看板です。
平面図などです。
ほんまち橋の上流側です。
以上、底喰川文京1丁目工区河川改修工事状況(後編)⑥-2 2023.5 でした。
〇続き記事は下記リンクより、底喰川文京1丁目工区河川改修工事状況(前編)⑦-1 2024.7
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〇前記事は下記リンクより、底喰川文京1丁目工区河川改修工事状況(前編)⑥-1 2023.5
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