福井市文京1丁目の底喰川(そこばみがわ)では河川改修工事を行っています。ここでは2024年7月現在の工事の状況を紹介します。
底喰川の河川改修工事は昭和の頃より下流側から10年単位で毎年少しずつ行われており、2000年頃は西福井駅付近、2010年頃は田原町付近が施工され、2020年にようやく今回紹介する北陸高校付近にたどり着きました。トータルの事業費は約300億円で、約200億円30年かけ現在地まで完了し、残りの区間は約100億円20年かけ整備する計画となっています。事業期間が半世紀に及ぶ大事業です。
〇前記事は下記リンクより、底喰川文京1丁目工区河川改修工事状況(後編)⑥-2 2023.5
福井市文京1丁目の底喰川(そこばみがわ)では河川改修工事を行っています。ここでは2023年5月現在の工事の状況を紹介します。 底喰川の河川改修工事は昭和の頃より下流側から10年単位で毎年少しずつ行われており、2000年頃は西福井駅付近[…]
底喰川河川改修工事とは
概要
・河川工事の目的:概ね 10 年に 1 回程度の確率で発生する降雨による洪水を安全に流下させ、福井市中心市街地における家屋や公共施設等の浸水を防止します。
・河川工事の場所:福井市乾徳 2 丁目地係~大願寺地係(JR橋梁)の約 2,480m区間。
・河川工事の種類:河道拡幅、河床掘削、護岸工
・整備にあたり配慮する事項:住宅密集地であるため、車や歩行者の通行など居住環境に極力影響を及ぼさないような工事工程、仮設工事を実施します。暫定計画断面により先行改修することで、上流域の度重なる浸水被害を早期に軽減します。
平面図
今回はフェニクス通りに架かる明道橋からお泉水通りまでを取材しました。
断面図
福井県サイトより引用、河川幅員が約3倍になります。
現在の様子
2024年7月28日の様子です。
環状線交差点
西環状線とフェニックス通りとの交差点です。
右
右岸(フェニックス通り側)から撮影しました。交差点の拡幅工事をおこなっており、河川側に新しい歩道が整備されました。
道路の反対側に移動し、交差点全景を撮影
新しい交差点の形で歩道が整備され、横断歩道が元々のままなため、歩車境界ブロックが横断の邪魔をしています。
こちらが新しい交差点の横断歩道設置予定地ですね。
道路を渡り、再度河川側に戻りました。
新しい融雪装置が設置されました。
完成した新しい東環状線の橋です。
拡大、先のS字部は車両が舗装されています。
フェニックスから東環状線への左折専用路です。
現在の東環状線です。
底喰川はここまで拡幅が完了しています。
工事ヤードです。以前は工事事務所もありました。
河川の反対側(東側)にいきます。
下水工事の工事看板です。
東環状線の東側
底喰川上流側です。
下流側です。
中途半端な場所に転落防止柵が設置されています。
左が新道です。
左側
真ん中
右側
以上、底喰川文京1丁目工区河川改修工事状況(前編)⑦-1 2024.7 でした。
〇前記事は下記リンクより、底喰川文京1丁目工区河川改修工事状況(後編)⑥-2 2023.5
福井市文京1丁目の底喰川(そこばみがわ)では河川改修工事を行っています。ここでは2023年5月現在の工事の状況を紹介します。 底喰川の河川改修工事は昭和の頃より下流側から10年単位で毎年少しずつ行われており、2000年頃は西福井駅付近[…]