【福井市内の未成線】福井鉄道笏谷線探索③ 門前1丁目~区間

福井市の豊・社北地区には戦時中に福井鉄道の支線が計画され、途中まで建設が進めらていました。ここでは福井鉄道笏谷線(未成線)の探索結果を紹介します。2019年11月上旬に探索しました。

 

前記事は下記リンクより、【福井市内の未成線】福井鉄道笏谷線探索②豊小学校~門前区間

探索②

福井市の豊・社北地区には戦時中に福井鉄道の支線が計画され、途中まで建設が進めらていました。ここでは福井鉄道笏谷線(未成線)の探索結果を紹介します。   前記事は下記リンクより、【福井市内の未成線探索①】福井市豊・社北地[…]

 

現地調査(門前1丁目付近)

前回に引き続き福井市門前町付近から紹介します。

ルート図

 

⑰門前中央公園付近

⑯と⑰の中間付近を支線は赤線のように通ります。写真の住宅は支線跡地に建っていますが、戦後すぐは畑として使われて、1970年代に現在の建物が建設されました。見た目は元村の昔からあるような建物ですが、周辺の元村の建物よりも比較的新しいことが判明しました。ちなみに写真手前に写っている社雨水幹線は区画整理前、写真右手の軽トラ付近、元村の外周に沿って通っていました。

 

門前中央公園南西角を支線は赤線のように通っていました。

 

起点側

写真真ん中がルートです。

 

上記写真奥の建物をご覧ください。

元村の集落の土地は区画整理エリアよりも一段高くなっています。

 

赤丸で囲った住宅は上記写真に写っている住宅の場所です。社雨水幹線の前身の水路は区画整理前に、赤丸の住宅のすぐ横を通っていました。

ちなみに、1948年の航空写真には赤丸内に蔵らしき建物が写っていたため、上記写真の蔵は戦前からあるのではないかと検証してみましたが、位置が少しずれていましたので、移築等の可能性はありますが、「これだ!」と断言はできませんでした。

 

終点側

写真真ん中がルートです。

⑱門前1丁目1201番地付近

写真真ん中がルートです。

 

起点側

 

終点側

写真真ん中がルートです。

 

上記写真の右奥に気になる構造物を見つけました。

瓦屋根の小屋です。木材やはしごが収納されていましたが長年使われた形跡はありません。

 

1948年の航空写真を見ると、支線跡地に赤丸のような長方形の構造物が複数写っています。私は最初、航空写真でこの構造物を見たときは工事用車両か農業関連施設と推測しました。

現地で見つけた小屋は航空写真で写っていた構造物と同一形状のものでしょう。中に直線の木材がたくさん入っていたということは支線跡地は刈った稲の干場として使われていたと推測します。

 

 

⑲門前1丁目302番地付近

起点側

奥の住宅の土地は道路よりも1mほど高くなっています。

 

1948年の航空写真を見ると、山を削って平場にしたように見えます。上記写真の住宅はこの平場に建っています。

 

ここにも小屋があります。小屋が建っている場所は道路よりも1mほど高くなっています。この高台は3mほどの幅員で山際に沿って続いており、1948年の航空写真を見ると同一場所に道らしき姿が写っているので昔の村道でしょう。

 

終点側

支線は市道 社北線に沿って北上します。建設当時は田の真ん中を次の山際まで最短ルートで通っていました。

 

つづく

 

前記事は下記リンクより、【福井市内の未成線】福井鉄道笏谷線探索②豊小学校~門前区間

探索②

福井市の豊・社北地区には戦時中に福井鉄道の支線が計画され、途中まで建設が進めらていました。ここでは福井鉄道笏谷線(未成線)の探索結果を紹介します。   前記事は下記リンクより、【福井市内の未成線探索①】福井市豊・社北地[…]

 

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