2024年3月の北陸新幹線福井駅開業に伴い、急増した福井駅周辺の恐竜コンテンツ、大小含め大量にあります。そこで一説では全体で22体(内稼働5体)あると言われている恐竜モニュメントについて調査してきました。ついでに大型恐竜コンテンツも一緒に紹介します。
最初に
西口広場のバスターミナルにはタッチパネル式の案内板があります。
この案内板には福井駅周辺の主要な恐竜コンテンツ一覧が見れます。
30分程度で回れるお散歩コースも紹介されています。
恐竜広場
最初に紹介するのは福井駅周辺で最初に設置された西口広場にある恐竜広場の3体の動く恐竜たちです。2015年3月に駅舎のラッピングと一緒に設置されました。
学術的に精巧に作られた動く恐竜モニュメントで9時~21時に稼働し、毎時0分と30分には3分間の特別演出がされます。駅舎恐竜壁画と合わせ、夜間(18時~21時)にはライトアップがされます。
写真は竜脚類「フクイティタン」、全長10m、高さ6m、福井駅周辺で一番大きな恐竜モニュメントです。
左はアロサウルス上科の肉食恐竜「フクイラプトル」、全長4.2m、高さ2.5m、動きます。
右はイグアノドン類の「フクイサウルス」、全長4.7m、高さ2.6m、動きます。
恐竜広場の中央には恐竜足跡化石2個設置されています。写真は左:アンキロサウルス類の足跡、 右:獣脚類の足跡(フクイラプトルの仲間)
鳥脚類の足跡(フクイサウルス・コシサウルスの仲間)
ジュラチックキャラクター「ラプト」のベンチ、「サウタン」、「ティッチー」のモニュメントが設置されています。
ジュラチックキャラクターとは福井県公式の恐竜ブランドキャラクターで、県内各所で見られます。
ハピラインのロゴも恐竜モチーフです。
駅舎のラッピングです。
福井鉄道乗り場付近
2024年3月、福井鉄道乗り場前に設置されたのは肉食恐竜「ティラノサウルス」です。全長12m、高さ5.6mあり、解説版の前に立つと声をあげて襲い掛かってきます。
東口ダイナソースクエア
駅の反対側の東口広場にきました。2024年3月に広場内に「東口ダイナソースクエア」が設置され、写真の実物大のトリケラトプス(全長8m、高さ7.6m台座含む)と実物大のトリケラトプス(全長2m)の2体が設置されました。実物大のトリケラトプスは9時~21時の間稼働し、10分毎に特別演出が行われます。
えちぜん鉄道付近
えちぜん鉄道の乗り場前にきました。
ここには「恐竜プレイグラウンド」という、一緒に写真をとったり、乗ることができる恐竜モニュメントが設置されています。
卵の中に入れます。
注意書き。
えち鉄入り口横のベンチには小さな恐竜博士がいました。
えちぜん鉄道駅舎内、改札前にはえち鉄沿線がモチーフのステンドグラスが設置されています。
えち鉄駅舎内を通り抜け、北側の東西自由通路にきました。ここにはプレシオサウルスの円形ベンチが設置されています。7時~23時にライトアップされます。
ベンチには恐竜博士がいます。海の中にいるイメージですね。
えち鉄駅舎の東側壁には翼竜「プテラノドン」の実物大を描いた全長20メートルの壁画があります。
壁画前の歩道の街灯には「翼竜保護区」の看板が設置されています。
福井市観光交流センター
恐竜プレイグラウンドのすぐ横に観光交流センター内にはフクイラプトル・キタダニエンシスの木製骨格標本模型があります。
最後に福井市観光交流センターの屋上にきました。ここには大3体、小7体、計10体の恐竜モニュメントが設置されています。2023年10月にセンター開設と同時に誕生しました。
屋上から南側を見ると敦賀方面に走る新幹線が見れました。
階段の縁には恐竜の注意シールが張られています。
フクイラプトル・キタダニエンシス、GQコードをスマホで読み取ると動く恐竜がARで見れます。
フクイサウルス・テトリエンシス
トリケラトプス
ティラノサウルス
フクイティタンの夫婦はハートのモニュメントになっており、撮影スポットです。
夫婦の下には卵と赤ちゃん恐竜がいます。
敦賀方面の新幹線時刻表が貼ってあり、車両と一緒に撮れます。
最後に紹介するのは恐竜王国ふくいと書かれた台座の上にいるフクイベナートルです。
黄色いタグ付きの越前カニを加えています。
以上、福井駅周辺の恐竜モニュメント一覧 2024.5 でした。2024年夏頃には恐竜広場にさらに動く恐竜モニュメントが増える予定です。