福井県立恐竜博物館が増築します 2020.8

年間100万人弱の来場者で賑わい、福井県内有数の観光地である福井県立恐竜博物館では2023年の北陸新幹線敦賀駅開業に向け、現在増築計画が進められています。ここでは増築計画の内容と2020年8月現在の様子について紹介します。

増築計画の概要

概要

年間来場者数は140万人へ

現在の博物館の想定来場者数が40万人となっているところに倍以上の年間94万人が来場しているため、キャパオーバーとなっています。北陸新幹線開業後にはさらなる来場者数増が想定されるため、博物館を増築し、年間来場者数を140万人にする構想です。福井県内で最も観光客が多い東尋坊で135万人(2018年)なのでそれを上回ります。

全体事業費は93億9千万円、2020年10月以降、実施設計や土地の造成に着手し、2021年度から建物の工事に入ります。2023年夏にリニューアルオープン予定で、「オールシーズン体験可能な博物館にフルモデルチェンジ」がコンセプトです。

設計業務は現在の博物館の設計をした黒川紀章建築年設計事務所が行います。

増築計画の主な内容

・増築棟は3階建て、銀色のタマゴ形ドーム「小タマゴ」が特徴です。

・増築棟の床面積は5700m2で、現在の博物館と併せ1.4倍の広さになります。

・現在の博物館とは連絡通路で結ばれます。

・高さ9m、幅16mの大型スクリーンを3面備えた特別展示室が設置されます。

・冬場でも化石の発掘やクリーニングが楽しめる恐竜研究体験室が設置されます。

・現在収蔵庫は9割が埋まっているため拡張し、誰でも見れる収蔵庫にします。

「見れる収蔵庫」はおそらくこんな感じになるのでしょう。

 

既存棟の改築計画の主な内容

・親子が絵本、おもちゃで恐竜を学べるキッズライブラリーや図書室を新設されます。

・ショップやレストランの面積が2倍になります。

 

増築場所

既存博物館の右側に増築されます。

 

 

完成イメージ

福井新聞サイトより引用

増築の建物は銀色のタマゴ型ドームです。現在の大タマゴに対し、小タマゴとなっています。

 

高さ9m、幅16mの大型スクリーンを3面備えた特別展示室

 

 

 

新聞より引用、断面レイアウト図です。図を見ると連絡通路は3フロアぶち抜けの吹き抜けとなっています。

 

〇フロア案内

1・2階 特別展示室・収蔵庫
3階 イベントホール・団体体験スペース・恐竜研究体験・講堂

小タマゴ内は吹き抜けとなり、エスカレーターが設置されます。

現在の様子

2020年8月30日の様子です。

夏休み最終日、家族ずれで賑わう恐竜博物館にやってきました。

 

右側に博物館が増築され、丘が延びます。

 

現在はバスの駐車場になっているこの場所に増築棟ができます。

 

恐竜博物館の名物といえば、吹き抜けと地下へ一気に降りるエスカレーターです。小タマゴ内にも吹き抜けとエスカレーターが設置されます。

 

 

以上、恐竜博物館増築棟の紹介でした。

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