護衛艦かが 敦賀港寄港見学会開催(後篇) 2019.7

2019年7月14-15日、海上自衛隊で最も大きな護衛艦である「かが」が敦賀港開港120周年の一環で敦賀港に寄港し、艦の見学会が開催されました。ここでは見学会の様子をレポートします。

かがレポート前編

2019年7月14-15日、海上自衛隊で最も大きな護衛艦である「かが」が敦賀港開港120周年の一環で敦賀港に寄港し、艦の見学会が開催されました。ここでは見学会の様子をレポートします。   見学会概要 ・開催日 2019年[…]

見学会の様子

甲板の様子

甲板はヘリが5機発着できるだけあって広いです。甲板は明るい灰色をしています。これはアメリカンセイフティ―社の「エポクゾ(MS-375G)」という塗料を使っており、米海軍空母などにも使用されています。ジェット戦闘機の離発着時の炎(高熱)やジェット噴流に強く、ほとんどの酸やアルカリ、燃料などにも耐久性があるそうです。そして、表面は滑り止めも兼ねてざらざらしており、ここで転んだら普通のアスファルよりもケガしそうです。

艦橋に設けられた横断幕の下では各種のパフォーマンスが行われていました。

私が見たイベントはラッパと手旗信号、信号灯の実演でした。

デッキサイド型エレベーターの上部です。立ち入れないようになっていました。

かがの浮き輪

甲板から見たガントリークレーン

 

岸壁の様子、写真の撮影時刻は14:30分、公開は16時までですが列はまだ遠くまで続いています。

 

遠くには敦賀市街地と舞鶴若狭自動車道の高架橋が見えました。

 

船尾の様子

船尾までやってきました。

船尾の旭日旗が風でなびいています。

 

船尾は撮影スポットになっていました。

甲板の端には落下防止のフェンスが張り巡らされています。

 

ファランクス(高性能20mm機関砲)、船尾の甲板より一段下がった所に設置されていました。

 

船尾から見た敦賀半島

船尾からみた敦賀火力発電所方面

 

甲板にも給水所がありました。

船尾からみた艦橋

旗がいっぱい上がっています。意味は聞きそびれました。

艦内は見学できませんが、甲板にはトイレがないため、トイレのために入ることができました。艦内は撮影禁止です。艦内に入るとスタッフにより2フロア下のトイレ前まで案内されます。途中司令官室などお偉いさん方の部屋の前を通ります。これが撮影禁止の理由でしょう。

 

SH-60 シーホークの展示

 

甲板上では2機のヘリコプターが展示されていました。そのうちに船尾側に展示されていたのがSH-60 シーホークです。

操縦席に座って記念撮影ができるため、長蛇の列ができていました。

 

船首の展示

船首側は複数の機材の展示を行っていました。

船首側のSH-60は展示のみで機内には入れません。

ヘリコプターけん引装置ハンドラー

 

艦上救難作業車 P-25J

船首の様子

船首に設置されているファランクス(高性能20mm機関砲)は稼働実演がありました。思った以上によく動きます。

船首右舷に設置されている12.7mm重機関銃(QCB)

 

 

艦橋は正面から見たらかっこいいですね。

 

船首からみた敦賀港

敦賀フェリーターミナル

 

貨物船

 

北陸電力敦賀火力発電所

 

石炭陸揚げ所

火力発電所の横に護衛艦を撮影するのに最適そうな展望台発見と思って調べてみたら発電所の敷地内で立ち入りできないエリアでした。残念。

 

岸壁拡張エリア(2期工事エリア)

 

岸壁(敦賀市街方面)

変なジェットスキーの集団が現れた。

下船

一通り甲板を見学を終えたのでハンガーに戻ります。

帰りもエレベーターに乗って降ります。

時刻は15:45、見学時間はまもなく終了ですが甲板へ行くために多くの人が待っていました。

終了時刻も近いため、ハンガーにいる人もまばらになっていました。

 

2時間ほどの見学を終えて下船します。

 

見学用の入口とは別の入口がありましたがこちらは関係者用でした。

 

岸壁の船首の方へ

艦を撮影するにはこのアングルが一番いいですね。

 

残念なことに、ここが岸壁の端のため、船首を入れて全体を撮影することは不可能でした。

艦橋

 

陸上自衛隊の展示

今回のイベントは海上自衛隊が主でしたが岸壁では陸上自衛隊の展示もやっていました。

1t水トレーターの蛇口は仮設トイレの手洗い場として使われていました。

 

物販エリア

物販エリア訪問時は見学会終了時間間近だったため、ほとんどの商品が売り切れてました。物販エリアでは自衛隊グッズから敦賀市内のお土産、飲食の購入ができました。

 

 

人気グッズはほとんど売り切れです。

飲食販売所もこのとおり。

帰路へ

艦の見学を終え、帰路に着きました。

シャトルバスは続行運転で次々来ます。

 

艦の外観

敦賀市街で早めの晩飯を食べてから福井市内に帰る途中に撮影したため、夕暮れ時刻かつ雨も強くなってしまたっため、写真は暗めです。

 

敦賀フェリーターミナルからだと真横から撮影ができました。

 

最後に国道8号から、フェリーターミナル越しに見るかが、この数時間後、大湊に向けて敦賀を離れました。

 

以上、護衛艦かが 敦賀港寄港レポートでした。次に敦賀は見れるときは晴天だったらいいなー。

 

〇前記事は下記リンクより、護衛艦かが 敦賀港寄港レポート(前篇) 2019.7

かがレポート前編

2019年7月14-15日、海上自衛隊で最も大きな護衛艦である「かが」が敦賀港開港120周年の一環で敦賀港に寄港し、艦の見学会が開催されました。ここでは見学会の様子をレポートします。   見学会概要 ・開催日 2019年[…]